ランヨウアオイ
Asarum blumei Duch.
神奈川のカンアオイは、丹沢と箱根の一部(カンアオイと重なるがより低地)にはランヨウアオイ、丹沢と三浦半島にカンアオイ(カントウカンアオイ)、西丹沢にズソウカンアオイ(種内変異の範囲内としてオトメアオイとすることも)、箱根と大磯丘陵にオトメアオイ、多摩丘陵にタマノカンアオイの5種(ズソウをオトメアオイとすると4種)が自生しています。落葉性のフタバアオイ、ウスバサイシンを含めると7種(6種)となります。
タマノカンアオイとランヨウアオイは春咲きです。ズソウとカンアオイは秋咲きで春まで花が残ります。オトメは夏咲きで萼筒はそのまま冬を越します。
※追記 4/26再度訪れると、あったはずの場所にありません。 よくよく見ると、埋め戻した跡だけ無残に残っていました。
心無い者に、盗掘されてしまったようです。 わずかに残った環境で、わずかに残っていた株だったのにとても残念です。
自然の林に自生する野生の植物は、家に持ち帰ることなくフィールドに訪れて楽しんでもらいたいものです。
相模原市 木もれびの森
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