タマワタムシ亜科の一種
Eriosomatinae gen. et sp. indet.
トドノネオオワタムシの秋に発生する有翅の産性虫(卵生雌と雄を産むタイプの雌)が、”雪虫”としてよく知られていますが、ホストの分布状況、有翅虫の飛翔能力から考えても関東で見られるものはトドノネとは別種と思われます。
同じタクソンのタマワタムシ亜科のアブラムシの多くも体に蝋物質をまとい”雪虫”、”綿虫”と呼ばれたりします。ホストプラントがわかれば種類も絞り込めると思いますが、外観だけからの同定は少し難しいので、タマワタムシ亜科の一種としておきます。(ヒイラギハマキワタムシ、ケヤキヒトスジタマワタムシあたりが怪しいのかなと思います)
マダラアブラムシ亜科のエノキワタアブラムシも蝋物質をまといますが、発生時期、翅の斑紋、触角の斑から除外できます。
相模原市木もれびの森
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