クロクサアリ

2024年9月15日日曜日
アリ科
ヤマアリ亜科
クロクサアリ隠蔽種群
Lasius fuji Radchenko, 2005
クロクサアリ
エノキの幹に蟻が群がっていました。触って匂いを嗅ぐと山椒の香り。クサアリ亜属の特徴です。蟻の集まっている所にはヤノクチナガオオアブラムシStomaphis yanonis Takahashi, 1918が居てその甘露honeydewを蟻たちは舐めています。
従来クロクサアリと呼ばれていたものは、3種(クロクサアリ、オオクロクサアリ、コニシクサアリ)を含む隠蔽種群であるとされました。
クロクサアリ
新女王は、アメイロケアリ等の巣に侵入し一時的社会寄生をする。最終的に宿主の働き蟻は寿命を迎え本種のみのコロニーとなり巣の乗っ取りが完了する。
↓真ん中のアブラムシは口吻を伸ばしていますが、名前の通り体長の2倍を超える長さがある様に見えます。
クロクサアリ
相模原麻溝公園
腹柄節を側面から↓
クロクサアリ 腹柄節
腹柄節を前面から↓
クロクサアリ 腹柄節





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