エゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラヒゲナガゾウムシ)

2018年7月12日木曜日

ヒゲナガゾウムシ科
ヒゲナガゾウムシ亜科
エゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラヒゲナガゾウムシ)
Exechesops leucopis (Jordan, 1928)
ゾウムシとは言いますが、ゾウムシ科では無く、ヒゲナガゾウムシ科で一般のゾウムシのような口吻ではありません。
ウシヅラヒゲナガゾウムシ
雌と雄。眼が突き出て触角が長めなのが♂。

チシャ虫と呼ばれ、実の中の幼虫をハヤ釣りなどに使用します。チシャノキはエゴノキのことでエゴノキの実に居る虫という意味。エゴシギゾウムシもエゴの実に産卵しますが、秋には実から脱出し地中で蛹化します。対してエゴヒゲナガゾウムシは実の中で終齢幼虫で越冬し初夏に地中で蛹化するようです。なのでチシャ虫とされ釣りに利用されるのは殆ど本種と思われます。

ウシヅラヒゲナガゾウムシ雄
名前の通り、“牛面(うしづら)”です。
エゴヒゲナガゾウムシ♂
エゴヒゲナガゾウムシ雄
ウシヅラヒゲナガゾウムシ♂

ウシヅラヒゲナガゾウムシ雌


エゴヒゲナガゾウムシ雌
相模原市 木もれびの森

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