蛹の懸垂器と蛹化突起

2020年7月23日木曜日
アカボシゴマダラの羽化後の蛹の殻の腹部の先を撮影してみました。
アカボシゴマダラ蛹の懸垂器、蛹化突起
先端に鉤爪がたくさんある尾突起(懸垂器)、少し下に1対の蛹化突起が見えます。
蛹化の際、幼虫の皮を脱ぎ、懸垂器の鉤爪を糸座に引っ掛けぶら下がります。この時落下しないように一時的に蛹化突起で脱皮殻にぶら下がっているのですが、脱皮殻の内側には安全帯と呼ばれる膜が有りこれに一時的に引っ掛け、その間に懸垂器は皮を脱ぎ去り鉤爪を糸座に掛けるのだそうです。

コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

Translate