アオハダトンボ

2022年6月2日木曜日
カワトンボ科
カワトンボ亜科
アオハダトンボ
Calopteryx japonica Selys, 1869
アオハダトンボ ♂
ハグロトンボより翅は幅広。
アオハダトンボ ♂

アオハダトンボ ♂

アオハダトンボ ♂
雄の腹端の下側は白く、お尻を反り返らせ雌にアピールします。ハグロトンボでは白くなりません。
アオハダトンボ ♂
↑雄
↓雌
アオハダトンボ ♀

アオハダトンボ ♀
雌の翅には白い偽縁紋が有ります。普通のトンボの縁紋は1つの翅室で形成されていますが、偽縁紋の中には、翅脈が走っています。翅の先をトリミングした下の写真では、判りづらいですが、薄く翅脈の様なものが偽縁紋の中を走っているのが見えるかと思います。
偽縁紋は、前記事で紹介した同じアオハダトンボ属のミヤマカワトンボの雌、タイワンハグロトンボ属のリュウキュウハグロトンボの雌にも見られます。
アオハダトンボ ♀偽縁紋

アオハダトンボ ♀産卵
産卵
アオハダトンボ ♀産卵
↓交尾。トンボの雄は精子を腹部前部の副性器に移し、雄は腹端で雌の首を掴み、雌は腹端を前に伸ばし雄の副性器に接する為交尾はこのようなハート形になります。
アオハダトンボ 交尾

神奈川では相模川水系のみで確認されています。酒匂川水系ではなぜか確認されていません。
愛川町角田
※追記6/24 、11年ぶりに相模川の昭和橋付近にてアオハダトンボの雄と雌を確認しました。雌だけ写真に収められましたが、iPhoneしか持ってなかったので近づけずピンボケです。↓
アオハダトンボ♀


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